母になった喜びの詩


妙なる調べに聴きいりて 身に宿したるは まばゆき銀河 我が幸福の いみじくもがな


母になった喜びを詩にしました。

我が子をこの身に宿した時のことを思いながら、詠みました。

添えた写真は、10代の終わり頃(1995~1996くらい)描いた抽象画に、

娘がお腹にいるときのエコー写真をコラージュしたものです。娘を妊娠したのは、2018年、

描いたときの、約20年後。描いた当時は、娘を妊娠し、このようにコラージュして、新たな

意味を持つ作品になるとは、夢にも思っていませんでした。

フレームに入れて、自宅に飾っており、写真を撮ったとき、

光が写りこんだのですが、作品のテーマに合っているので、良い効果だと思い

そのまま活かしています。


原画は、こちらです。↓↓↓



こちらの作品をfacebookに、掲載したとき、ご覧くださった方からいただいたコメントが、

私の製作意図を、よく汲み取ってくださったものでした。

要約ですが、以下のようなコメントです。

「宇宙的なものと細胞的なもの、ミクロとマクロを感じる。」

私が、描くとき意識していたもの、そのものズバリだったので、

とても、嬉しいお言葉でした。


また、書き添えるなら、描いたとき、念頭には、

「万物は流転する」とか「淀みに浮かぶ泡沫は…」

などの言葉がありました。

存在とは、固定されたものではなく、流動的である。

生命の営みも、絶えることなく、脈々と受け継がれていくものである。

というようなことを考えておりました。

仏教でいうところの無常にも、近いかもしれません。

上記の「万物は流転する」の英訳をコラージュの際に、添えました。

その永劫とも言える生命の営みのある、ほんの一瞬、色々な偶然(必然?)が、重なって、

この私のもとへと、娘がやって来てくれた驚き、不思議、奇跡

を思い、詩を詠み、作品として残そうと思いました。

ちょっと、とりとめがなくなって参りましたねw

作品の説明をするのは、苦手ですし、見ていただいた方の感想、解釈を

大事にしたいので、この辺りでやめておきます。


個人的なメモリアルのような作品ですので、恐縮ですが、

なにか、感じていただけたら、幸いです。





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